RAVEN BLACK
アン・クリーブスの2006年の作品です。邦訳版は「大鴉の啼く冬」創元推理文庫。Kindle版が100円台と安かったので読んでみました。シリーズ1作目を安くして、2作目以降も読ませようという狙いでしょうか。でも残念、面白くなかった。
英国推理作家協会の何かの賞を取ったとか、BBCでシェトランド諸島シリーズをドラマ化したというから期待したのですが、面白くなかった。ボクには合わないのか、英語読解力が未熟なために面白い部分がわからないのか。
Amazonで、邦訳版のレビューを見たら、少数派ですがボクと同じような感想を書いている人がいて安心しました。大部分は高評価ですけど。ボクも、ゴシップみたいな話をダラダラと書いているだけだなと思いました。
ただ、物語の前半で
This place you couldn’t fart without the whole of Shetland knowing about it.
という文がサリーのセリフとしてあって、引っ掛かりました。最後の方でもう一回出てきました。fartは屁ですよね。ボクみたいな汚いジジイのセリフならまだしも、サリーは女子高生ですからね。