CBOのスケッチブック

素敵な絵をお届けします

荻野吟子記念館

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 荒川を渡り熊谷市街を抜けて、県道341号を奈良小学校前で右折するまでは良かったのですが、県道359号には難所がありました。それでも何とかたどり着きました荻野吟子記念館。これで、埼玉県の三大偉人を回り終えました。

 渡辺淳一という人の「花埋み」という本が、荻野吟子の伝記で名作だそうです。そのうち読んでみようと思いました。三田佳子主演の「命燃えて」という劇にもなって、展示室の中央に飾ってあるのがその時の衣装だそうです。

 こちらの係の人の強い勧めもあって、妻沼の聖天山を見て帰りました。大きなお寺でした。国宝のゴテゴテしたやつは工事中だそうで、下の方にシートがあって、肝心の部分は見えるのでしょうがガイドツアーはパスしました。

 

キャッシュレス

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 キャッシュレス関係に興味は無かったのですが、永江一石という人のブログでPayPayは2割引で得だと知り、ちょっと調べたらスマホが前提なのがわかってガックリしました。ボクはiPhone5まででスマホはやめました。必要ないので。

 ところで、永江一石さんは嫌いです。ブログで、武田邦彦教授のことをトンデモよばわりしていたし、タバコを目の敵にしているのがゲシュタポみたいで嫌です。ブログは面白いので見ています。

 PayPayだと2割引だとしても、スマホ代が月にいくらかかかるわけだから本当に得なのかどうなのかわからないと思います。それに、キャッシュレスの便利さはわかりますが、現金で不自由さを感じていません。貧乏なので、基本的にお金を使いたくないので、お金を使うのに便利なやり方を追求するのは間違っているように感じます。

 WAONカードは持っています。家内に、ポイントがたまるからと持たされました。


 この絵は埼玉県毛呂山町にある宿谷の滝です。

無責任ですいません

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 ボクの敬愛する武田邦彦教授に今回は反論してみます。

 先週の虎ノ門ニュースや今週の音声ブログで先生は、日本人の無責任さを糾弾していると、ボクは受け止めました。北朝鮮による日本人拉致事件を問題にしています。北朝鮮が悪いのは当たり前だが、同胞がさらわれているのに見て見ぬふりをしていた私たちも悪かったのではないか、と言います。ここをはっきりさせなければ、将来、朝鮮半島から武装難民が侵入してきた時の対応など議論できないではないか、と。

 まず、TVでは議論はできないだろうと思います。難しい議論よりも娯楽を求めているのだし、モリカケやトウケイギソウなどを喜ぶ人が多いから、それを囃し立てているのでしょう。

 安全保障の問題は国会で議論してもらいたいと思います。拉致事件が起きていた当時は社会党の、そして今は数は少ないとは言え立憲民主党や国民民主党共産党の支持者もいるのだから、それなりの低調な議論になるのは仕方のないことです。

 ボクは正直なところ、これまでの人生でボクを侮辱した人々や、立憲民主党や国民民主党共産党の支持者の人々や、煽り運転をする人々や、子を虐待する人々や、夜の道でアッパービームで向かってくる人々などを含む日本人の生命財産を守るために戦争(防衛行動)に行って死ぬ覚悟はありません。それに、軍隊(自衛隊)もお役所の一種だと思うので立派な作戦を立てるのは無理だろうから、兵隊は犬死するだけだと思います。ですから、勇ましい主張はできません。

 反論になっていませんね。

村人おなまえ時代

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 先日TVで見た「おなまえ日本史年表」は面白かったです。NHKで、しかも司会が古舘なので見たくなかったのですが、家人が見ているのを横でチラチラ見ていたら、そのうち本腰を入れて見ていました。

 ほとんどの名字は「戸籍制度が始まった明治時代ごろ」に生まれたのではなく、もっと長い歴史がある、とか。村人おなまえ時代が驚き。鉄製の農具を安く買えるようになった鎌倉時代(?)に、農民が原野を自力で開拓して村を作って住んだそうです。この時に、今ある名字の大半ができたといいます。村人が自分たちの名乗る名字を自分たちで作ったのですね。自由ですね。

 これは知りませんでした。支配階級の人々がよく許したなと思いました。村人たちが武装して対抗したのでしょうか。もしかして、武士を7人雇って盗賊を追い払ったりもしたのでしょうか。

 

Apple Pencil 出番なし

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 左は所沢市の航空公園にある少年航空兵像です。右は入間市図書館にある像です。


 ところで、あれほど憧れて買った Apple Pencil ですが、今のところ出番なしです。

 iPadで、手書きノートアプリで何か字を書く場合と、お絵描きアプリで何か絵を描く場合の二つがApple Pencilの出番です。その他の操作では、わざわざプラスチックの棒でカチカチやるより、以前から愛用のワコムバンブースタイラスの柔らかい先端のやつや、指でやるほうがずっと良いです。

 iPadで字を書くにはApple Pencilはとても良いです。鉛筆にすると、軽く書くと薄く書け、強く書くと濃く書けます。しかし、本物の紙のノートに本物の筆記具で書くほうがずっと良いことがわかりました。

 絵も同じことで、画用紙やスケッチブックに描くほうが良い感じです。


 そのうち、Gal Shir や Olivier Kugler みたいな作品を描きたくなったら出番がくるかもしれません。Apple Pencil 高かったのになぁ…

Think Like a Freak

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 邦訳版は「ゼロベース思考」(ダイヤモンド社)です。問題解決に役立てるというよりは、楽しい読み物として読みました。表紙がホットドックなのは、ホットドック早食いチャンピオンのことが出てくるからでしょう。このチャンピオンは日本人です。

 こうした本が売れるということは、誰しも、他とは違うやり方で物事を上手に考えたいと望んでいるのでしょうね。始めのほうで、バーナード・ショーという人の言葉を紹介しています。曰く、普通の人は年に2〜3回考えれば良い方だろうが、私は週に1〜2回考えることで名声を得たのだ、と。そして読者に、われわれもショーに見習って、週に1〜2回は考えましょうと言います。

 考えるとはいっても、どのように考えれば良いのでしょうか。それは、この本に書いてありますから、読んでみてください。

 日本では、将棋だか碁だかで、下手の考え休むに似たりというのがあります。本の最後の方で、これに近いことが出ていました。つまり、コインを投げて決めろ、という感じです。


 ところで、バイトテロのことをニュースなどで見て思ったことを書きます。ごく少数の特別な人がやらかしたことではなく、かなり多くの人々が日常的にしていることかもしれないと思いました。

 工場勤めの人にはおなじみの、ヒヤリハットの取り組みを思い出したのです。つまり、1件の重大事故の背後には数百件の中規模事故があり、1件の中規模事故の背後には数千件の微小な事故(ヒヤリハット)があるというやつです。従って、ヒヤリハットを無くしていくことが、重大事故を防ぐことにつながるのだぞよ、と教わりました。

 バイトテロでは、1件の動画の投稿の背後には数百件の投稿されない動画があり、1件の投稿されない動画の背後には数千件の動画に撮らない不適切行為があるのではないでしょうか。

 20歳前後ではまだイタズラ盛りだし、仕方がないと思います。動画に撮って投稿できる程度のイタズラのうちは(お店にとっては大損害でも)まだいいでしょう。


 ハインリッヒの法則は親の虐待にも当てはまりそうです。子が死ぬまで虐待するひとりの(ひと組の?)親の背後には、数百人(数百組?)の虐待する親がいて、ひとりの(ひと組の?)虐待する親の背後には数千人(数千組?)の時々虐待する親がいるのでしょう。

 ボクの親は時々激しく(ボクを)罵倒しましたが、虐待とまではいかないものだったと思います。ラッキーでした。

渋沢栄一記念館

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  埼玉県の三大偉人を訪ねる旅の第二弾は渋沢栄一です。近代日本経済の父と称えられる渋沢栄一は、埼玉県深谷市の生まれだそうで、その生家の近くに建っている渋沢栄一記念館へ行ってきました。

 国道17号深谷バイパスを右折したあと、次に左折するところを気付かずに通り過ぎてしまい、どんどん行ったら、利根川を渡って群馬県になってしまいました。ボクの愛車のミライースには、カーナビはありません。


 立派な建物に入って左側に資料室があって、渋沢栄一のゆかりの品々を展示してありました。先客のご夫婦らしき二人連れが、係りの人の説明を聞いていました。ボクもわきで少し聞かせてもらいました。とても丁寧な解説で感心しました。最後までフルで聞けば、かなりの渋沢栄一通になれそうです。

 建物の裏手に回ると大きな銅像が立っていました。なんでまた、こんな裏手の日陰に立っているのだろうと思いました。ふるさとの広々とした風景を眺めている、という体でもあるのでしょうか。


 三人目の荻野吟子記念館は隣の熊谷市にあるのですが、急ぐ旅でもないので、また次の機会に来ることにしました。