雪の華 リハーサルマークD
今朝のTBS「ゲンキの時間」では、認知症の予防にオルゴールを聞くのが良いというのをやりました。高周波成分が効くので、CDではなく、生のオルゴールの音でないといけないそうです。それなら、生のギターの音も効くのだろうと思いました。
そういうわけで、岡崎倫典著「フィンガースタイルで弾くソロギター名曲集」から、「雪の華」の難所のひとつのボクの左手の押さえ方を紹介します。
この曲は難しいです。沢山ある難所のなかの、リハーサルマーク「D」の1小節前の部分からです。
A 最後に4弦をスライドさせる都合から、中指、薬指、小指で押さえます。
B 1、5弦は人差し指、2、3、4弦は薬指の第一関節から先で押さえます。1弦1フレットの音が出ればラッキーです。
C 5弦は人差し指、2弦は中指。
D ここがポイントです。見にくいですが、2弦を押さえている中指に、どうにかしてそのまま1弦も押さえてもらってください。
E 1弦3フレットは小指、2弦1フレットは中指です。
F 中指くんにCの体勢に戻ってもらって、1弦開放と3弦開放を弾きます。
次の小節の3、4弦は薬指と小指で押さえて弾いたあと、薬指と小指を5フレットまでスライドさせます。
指の複雑な動きに加えて、音も認知症予防に役立つなんてギターの練習は最高ですね。