CBOのスケッチブック

素敵な絵をお届けします

アホの壁

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 以前、筒井康隆の「アホの壁」を読んだ後に描いたものです。アホの壁の向こう側へ通じるドアを開けようとしているアホなおっさん(わたくしCBOです)。その壁には「もたらす」という文字。

 

 作家が新書を書くのは反則ですよね。ついつい読まされてしまいます。面白いから。抑も(「そもそも」と読みます)新書は、庶民を啓蒙するために、学者とか専門家の書く(面白みのない)ものなのですから。

 ボクは「もたらす」という漢字が読めるようになったので、啓蒙されました。この字がルビ無しで出てきたので、漢和辞典を引いてしまったものでした。

 

 今読んでいる小林秀雄の「考えるヒント」も、読めない漢字が出てきます。「恃む(たのむ)」という字を知りました。使うことはないかも知れませんが…。