CBOのスケッチブック

素敵な絵をお届けします

残念なこと

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 参議院議員選挙では、NHKから国民を守る党が1議席を獲得してほっとしました。ボクは選挙区は自民党の古川某に、比例はNHKから国民を守る党に入れました。もしも他に、朝日新聞から国民を守る党や毎日新聞から国民を守る党などもあったら、どれにしようかと悩むところでした。立憲民主党議席を増やしたのは残念でした。

 先週金曜日はユナイテッドシネマわかばで「天気の子」を見ました。絵もストーリーもとても良かったと思います。第一、今年のこの長い梅雨を予言したかのような設定に感心しました。後になって、「君の名は」の二人が出ていたとネットで知って、驚きました。あの、新盆を晴れにしてくれと依頼したばあちゃんの家で、スイカを切って出してきたお兄さんが瀧でしょうか。でも、三葉は気付かなかったなぁ、残念。

将軍山古墳展示館

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 古墳群のある「さきたま」という地名は埼玉県の名前の由来だそうです。古代蓮の里を見たあと、こっちも来てみました。今年は、なかなか晴れないので、降りさえしなければいいやと思って曇りの日に行ってしまいました。

 将軍山古墳には石室の再現された展示館があります。ガラスの向こうに横たわっている人は誰でしょう。どこのだれかを表すようなものは発掘されなかったのでしょうか。隣の稲荷山古墳からは、金象嵌で文字の刻まれた鉄剣が出たそうです。

 これだけの大きさの墓を築くからには、相当の有力者だったのでしょう。文字を彫った鉄剣を一緒に納めるくらいだから、どこの誰の墓だとか、功績を讃える文字を刻んだ石碑でも近くにあってもおかしくないと思います。そうした記録を残す習慣は無かったのか、それとも、記録は全て次の有力者に破壊されたのか、自然に忘れ去られたのか、勝手に想像するのは楽しいです。


 カビ臭さはしょうがないとして、房州石の説明文には次のように書いてありました。

「この石は、千葉県富津市にある鋸山周辺の海岸にみられる凝灰質砂岩の表面に、貝が棲み込むための穴を開けたものです。今でも穴の中に貝殻が残っていることがあります。」

 これを読んで、昔の人は、貝が棲みやすいように石に穴を開けたのだな、と思ったのはボクだけでしょうか。変だなと思ったので、家に帰ってから調べたら、貝が、自分の貝殻を擦り付けて穴を開けるのだそうです。

 他山の石にしたいと思います。

FAMILY HONOR

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 ロバート・パーカーの1999年の作品です。邦訳版は「家族の名誉」ハヤカワ・ミステリ文庫。ボクは知りませんでしたが、スペンサー・シリーズという探偵もので有名な作家だそうです。女探偵サニー・ランドルの活躍するシリーズの1作目です。これもKindle版が安くなっていました。

 舞台はマサチューセッツ州ボストン。行ったことないですけど、さぞかし立派な都市なのでしょう。摩天楼のそびえるビジネス街、富豪の豪邸、おしゃれなカフェ、夜の歓楽街etc、アメリカ映画で見た都会の場面を思い出しながら読みました。

 家にやってきた悪漢にショットガンをぶっ放す場面や、相棒のスパイクが敵のボディーガードをノックアウトする場面などアクションシーンは、あるにはありますが少しです。むしろメインは、愛犬ロージーや家出少女ミリセントや恋人らと主人公との交流で、一人称で語られます。

 面白いです。そのうち、シリーズの次作を読もうと思います。スペンサー・シリーズのどれかも良さそうですね。

英検一級をめざせば本当の英語力が身につく

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 図書館で何気なく手に取ったのですが、良い本でした。今の気分にマッチした感じ。英語の本を読むという、長年の夢が現実のものとなりつつある今、ちょっと欲が出てきました。それにはどんな勉強の仕方があるのか、色々書いてあって参考になりました。それにこの著者は、1956年生まれだそうなのでボクと一緒です。

 さっそく英語の書き取りと、辞書を読むことをやってみました。Newsweekは高いし、難しそうなのでパス。

 著者は、English Journalの付録のCDの好きなトラックの書き取りを勧めていますが、ボクは初心者だし、お金を節約して、ネットのVOA learning English の短めのやつで書き取り、ディクテーションをやることにしました。ここでは英語学習者向けに、かなりゆっくり話しています。それでも、文を3個も書くと疲れます。これは効きそうなので、ヒアリングできるまで続けようと思います。VOAで気の済むまでやったら、次はTEDに挑戦しましょう。

 辞書はフェイバリット英和辞典第2版(東京書籍)。せがれの高校生になった時に買って、名前をデカデカと書いたきり手付かずのものを引っ張り出してきました。

 bedroomくらいまで読みましたが、こちらはどうも気がすすまないのでパスします。読むだけでは覚えられそうもないし、見出し語が変です。例えば「artist」は「art・ist」のように、artとistの間に中点(なかぐろ)が入っています。長い(文字数の多い)単語は、中点でコマ切れになっているものもあります。

 これまでは、ヒヤリングもスピーキングも英作文も必要ないので、勉強しないつもりでした。だって、日本語でも、あまりコミュニケーションしたいと思わないのに、英語で、臭いジジイが、どこで、誰と、何について話すのでしょうか。でも、次の目標として格好のものが見つかったという感じです。

The Broken Girls

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 シモーネ・セントジェームズという女流作家の2018年の作品です。邦訳版はまだ出ていないようです。Kindle版が安かったのでDLしました。幽霊の出て来る推理小説です。面白かったけど、少しこわいです。

 舞台はバーモント州のバロンズという町の、町外れに建つ女子寄宿学校です。1970年代に学校は潰れて廃墟になっています。1950年11月に、この寄宿舎のとある4人のルームメイトに起きた出来事と、2014年の11月、同じ町の女性記者に降りかかった出来事とが交互に語られます。この学校にはマリー・ハンドという少女の幽霊が出ます。

 1910年代から60年ほど続いた女子寄宿学校とはどんなところでしょうか。ここに登場する4人はみんなワケありな感じです。拳銃を口に咥えた叔父を目撃してから何も話さなくなったロベルタ。男の子にエッチなことをされて家へ逃げ帰ると、母親が情事の最中だったケイティ。富豪の非嫡出子セシリアは、海で母に体を押さえられて溺死しかけたようです。この3人は厄介払いの為に、世間から隔絶されたこの学校に送り込まれたのですね。4人目のソニアにはどんな過去があるのでしょうか。

 一方、この町に住む女性記者フィオナは2014年現在38歳。20年前に殺されて、アイドルウィルド(あの女子寄宿学校のことです)の校庭に遺棄された姉のことが忘れられません。犯人はすでに刑期を終えて、一家でコロラド州へ去りました。でも彼女の中では事件は終わっていないのです。恋人のジェイミーは警察官です。彼の言葉から、アイドルウィルドの再建計画を知り、取材を始めます。廃墟の片付けの始まっているなか、校舎の中を案内してもらうフィオナ。折しも、作業員達の騒ぎに遭遇しました。古井戸の底に少女の遺体があったのです。

 良くできた推理小説だと思います。おすすめです。

 

The Happiness Hypothesis

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 ボクは幸せを求めています。本を読んだりして、いろいろ模索しながら生活しています。やっと最近2回ほど、瞬間的に幸福感みたいなものを味わえた気がします。でも目標は、なるべく長時間落ち着いた気分でいることです。palm phone も(ただ触っているだけですが)役に立っています。いい歳して何やってんだ、と言われそうですね。

 この本は以前、Kindle版が164円と安くなった時にDLしたものです。邦訳版は「しあわせ仮説 古代の知恵と現代科学の知恵」です。良い本でした。本当に悩み苦しんでいる人の役に立つように書かれているので好感を持てるし、おぼつかない部分もありますが、英文を読めるという喜びが大きいです。英単語の暗記に苦労した甲斐がありました。これもひとつの幸せでしょうか。

 心理学の研究成果だけでなく、脳を含めた身体の仕組みについて、本人の心がけや世の中の仕組みについてなど幅広く書いてあります。なるほど、と思いながら読み終わりましたが、まだ消化しきれていません。また後日、読み直したいと思います。

 

 ところで、BLOGOSで「安倍政権の倒し方を少し大人になって考えよう」政治学者が自戒を込めて語る、という記事を見ました。あの悪夢のような民主党政権や、愚劣なモリカケ事件の記憶のある限り、野党は支持を得られないだろうと思っていましたが、あらためてこりゃダメだと思いました。でも選挙となると危ないなと思います。ボクは安倍政権を支持します。

NHKの世論操作

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 今朝、NHKで非常に怪しいニュースを見ました。どこか知らない海辺に散乱する汚いプラスチックゴミの映像を見せながら、日本が海に流す何千トンのプラスチックゴミが海流に乗ってアメリカ西海岸や、さらに巡ってフィリピンにまで流れて行くと言いました。

 よく聞くと、日本がポイ捨てなどで海に流すプラスチックゴミ何千トンというのは、そう仮定しましたというだけのようです。専門家として画面に映ったのは土木研究所の某という人です。

 ツバルや北極のシロクマの映像と同じことだろうと思いました。これでまた、何兆円という税金が一部の人の生活費や遊興費になるのでしょうか。生活保護の一種と思えばいいのかな…