絵のページ
この前は、水性サインペン(ホルベインのprocolorⅡのセピア)とカラー筆ペン(呉竹のクリーンカラー・リアルブラッシュの2色:ミッドブラウンとオートミール)を使って描きました。紙の白(本当は薄いクリーム色ですが)と合わせて3つの茶系のバリューで描きたかったのでした。だいたい思った通りに描けたかなと思います。
ここで最近、世界堂で買ってきた6本を使ってみました。ピグマペンの青と、呉竹の5色:黒010、ライトグレー091、クールグレー099、コーンフラワーブルー037、シャドーモブ303の6本です。これと以前から持っているピグマペンの黒も使いました。
上は、黒、濃い青、薄い青、白(紙の色)の4色で描いてみようと思ったものです。
中はまだ早くて葉だけの菖蒲田です。思った通り、ピグマペンの青とコーンフラワーブルーとほぼ同じ濃さだったので満足しています。
下の道路は、黒、濃いグレー、薄いグレー、白(紙の色)の4色で描いてみたかったのですが、ライトグレーが思ったよりも薄い色でがっかりでした。
黒を塗った上に、もう一度ライトグレーを塗ったら、下の黒が混ざって濃いグレーになりました。でも、この紙のせいか、乾きが遅くなって反対側にうつってしまいました。
こうした小さいサイズで描いてみて、気に入ったら、もう少し大きいサイズでまた描こうと思います。
iPadでは難しいこと
BUJO(Bullet Journal:バレットジャーナル)を始めて四週間たちました。今日は、iPadでブックオーガナイザー的なことをやるのが難しいことを書きます。
ボクは今のカ.クリエ・プレミアムのノートを使い出す前に、何日かiPadでやってみたのでした。例えば上の写真のように、Future Logを左側に出しておいて右側のDaily Logに思いつきを書き込みます。詳しく書きたくなったら、左側を別のテキストファイルにして文を書きます。Monthly LogはiPadのカレンダーをそのまま左側に出して使います。
iPadを使いたい理由は、家が狭くてノートの置き場所に困るからです。置き場所があったとしても、ボクの死んだあとに紙のノートが何冊も出てくると、家内が嫌がるだろうなということです。始末が面倒だろうから。
さて、このようにしてiPadでも同じようなことができますが、どうも具合が悪いのです。ここで紙のノートでやってみて、はっきり違いがわかりました。オーガナイズしにくいのですね、iPadでは。
幸せ…というか、なるべく気分よく過ごすことを目指しています。そのためには、いつ、何を、どのようにするのが良いかを考えることが大事です。こうしたことを、ボクは「オーガナイズ」という言葉で捉えています。その道具がブックオーガナイザー、いわゆる手帳であり、バレットジャーナルという手法があります。
iPadでは難しいけど、紙のノートに手で文字を書くという方式だと、無理なくオーガナイズできる感じです。
この違いはなぜでしょう?
脳の左右の働きの関係でしょうか。右手で文字を書くという動作を見守ることによって、右脳も納得できるとか。
iPadの画面では、自分で入力した文でもなぜか感情移入できない気分です。
YouTubeで、iPadの画面に(スタイラスペンで)手書きでBUJOと同じことをやっている動画を見ましたが、とても奇妙です。それなら、普通の紙のノートに普通のペンで書いたほうが100倍良いと思います。安いし。
数字ではない
BLOGOSで、「受動喫煙による死亡者数はどうやって計算しているのか」という記事を見ました。日本において受動喫煙が原因で一年間に1万5000人が死亡しているそうです。
びっくりですね。この文を読むと、何の罪もない人々がバタバタと死んでいくというイメージです。一年間に1万5000人も。小さい子どもから働き盛りのお父さんまで、今日もどこかで死んでいるのでしょうか。受動喫煙のために。
そうではないですよね。年間に130万人くらい亡くなる人がいるなかで、死因が肺がんの人が何万人いて、その何万人の中の1万5000人くらいは受動喫煙で肺がんになった人がいるだろう、という感じだと思います。
ボクの印象では1万5000人の内訳は、殆どご老人だと思います。受動喫煙が無くなったとしても、肺がんではなく(もちろん肺がんもあり得ますが)、他の死因で死ぬのだと思います。いつかは死ぬのですから。ボクの感じでは、70歳以上で死んだ人の死因は全て「寿命」としてもよいくらいです。生物としてはせいぜい50歳くらいで終わりのようですから。
「日本において受動喫煙が原因で一年間に1万5000人が死亡している」
この表現は問題だと思います。数字は合っていたとしても。
BUJOの消費ページ数
BUJO(Bullet Journal:バレットジャーナル)を始めて三週間たちました。今日はボクの書いたページ数について考えます。
書いた分量 1日あたりのページ数
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Monthly Log 2 ページ/21日 0.095 ページ/日
Daily Log 5.5 0.262
文のページ 13 0.619
絵のページ 2 0.095
3週間でこんな感じでした。合計1.071ページ/日。だいたい1日1ページでした。
このプラスのカ.クリエ・プレミアムのノートは112ページなので、このペースだと、だいたい3ヶ月で使い切る感じです。1年で4冊。72歳くらいまでボケずに書いたとして、48冊になります。
始末するのに冊数が少ないほうが楽なので、あとに残った人のことを考えるとモレスキンでしょうか。モレスキンのほうがページ数が多いし、1ページの面積もすこし広いです。
BUJOで生活をオーガナイズできるので、豊かな12年間を過ごせそうです。iPadやMacBook Airは記録には向いていても、将来をあれこれ考えるのには、やっぱり紙のほうが優れています。
些細な思いつきが、まれに、問題解決の糸口になったり素敵なアイデアに化けたりします。思いつきを忘れないうちに書き留めておくことは重要です。BUJOの Rapid Logging 主義は、すでに解決すべき問題の多くないボクにとっても魅力です。
BUJOについて
BUJO(Bullet Journal:バレットジャーナル)を始めて二週間ちょっとたちました。今日はボクのBUJOの中味をお見せしましょう。
ミドリのトラベラーズノートの革の表紙の中に、プラスのカ.クリエ・プレミアムのノートを入れました。5㎜方眼のノートです。ペンホルダーは薄い透明のプラスチックで自作したものを、クラフトファイルに両面テープで貼り付けています。
上の写真の「絵のページ」の左ページの上は、ぺんてるアートブラッシュで塗りました。紙にたれるほどインクが出てしまい、ティッシュを押し当てて吸い取りました。それでも裏写りはないです。
他は呉竹のクリーンカラー・リアルブラシで塗りました。ミッドブラウンとオートミールです。こちらも裏写りはありません。
Indexに何を書くべきかは、まだよくわかりません。はじめは手当たり次第にエピソードとそのページを書きましたが、どうもよくないようです。Future Log、Monthly Log、Daily Logなどのページの他は、Collectionのページを書くのかなと思います。CollectionについてはBUJOのサイトで見てください。ボクは、ある特定のテーマのIndexだと思っています。Collectionを何ページに作ったかを、Indexに書き込むのでしょう。
Future Logは、この絵柄のようなお手本通りではなく、この半分の高さで上から下へ6ヶ月分を書いたほうが良いと思いました。時間の流れに素直なので。でも、好みの問題ですね。
Monthly Logはボクは予定だけを書くことにしました。出来事の記録は従来通り、週末にMacBook AirのNumbersのファイルに書き込みます。Habit Trackerなるものもやってみることにしました。
Daily Logでは、やり残したタスクをどうするかが考えものです。BUJOのサイトのビデオでは、月末に見返して、翌月(のMonthly Log)にまわすか、翌々月以降(Future Log)にまわすか、削除することになっています。それだと、毎日、前日までのやり残しを遡って探し出さなければなりません。
ボクの考えでは、やり残したタスクはそのつどMonthly LogかFuture Logに書き写してしまい、「・」を「ー」で上書きするのがよかろうと思います。あるいは、思いついたタスクを全部Daily Logに書く必要はなく、いつやるかを考えて、はじめからMonthly LogかFuture Logへ書くのも良いのでしょう。でもボクは、「すべての思いつきをDaily Logに書き込む」という主義を守りたい気持ちです。
「文のページ」は日記的な文や、思いつきの内容を書いています。思いつきをDaily Logに書き込んだあと、すぐに文を書くのではなく、少なくとも半日くらいは寝かすというか、冷却期間をおいたほうが良いようです。
Rapid Logging
BUJO(Bullet Journal:バレットジャーナル)を始めて一週間ちょっとたちました。Rapid Logging について書きます。
「バレットジャーナル」で画像検索すると、綺麗に色分けなどして書いた手帳のページが並びます。綺麗で結構ですが、ボクの気に入った「Rapid Logging(素早い記録)」という考え方からは離れていると思います。これほど綺麗に書くには、さぞかし時間がかかるだろうと思うからです。
尤も、綺麗に書いたからこそ、公開するのでしょうが。
あの外山滋比古先生の「思考の整理学」にもありますが、いかに素早くメモするかが肝心だと思います。先生の言うように、常に紙とペンをかたわらに置いて、忘れないうちに書き留める必要があります。アイデアを大切にしたいなら…
バレットジャーナルでは、メモ(の題名)の頭に次の三つの分類を示す一文字を書くことになっています。タスク、つまり「やること(To Do)」は「・(ドット、中黒)」、イベントは「○」、ノートは「ー」という三種類です。やってみるとこれが結構面倒というか、なじめませんでした。ボクはむしろ、タスク以外は全て「ー」という、「・」と「ー」の2種類でいこうかなと思います。
Daily Logのページには日付の下に、これらのメモの題名だけを素早くメモします。題名というよりも、思いつきをあらわす単語を何個か書くだけでもよいでしょう。そして、文や絵を書く時は、Daily Logの見開きページとは別の見開きページに書きます。ここはじっくり綺麗に書いても良いと思います。でもボクの遠い昔の現役時代の思い出では、じっくり綺麗に書いた部分は見返さないんですよね不思議と。後から何回も見返すのは、素早くなぐり書きした部分でした。
この絵は空母のペンス副大統領です。ジャンパーがカッコいいですね。
やさしさに包まれたなら
BUJO(Bullet Journal)を始めて一週間がたちました。紙とペンについて書きます。
カクリエ・プレミアムの紙は申し分ありません。とってもしっかりしていて、真っ白でないところも良い感じです。どんなペンでもOKです。これを早く使いきってモレスキンを使いたいのに、この紙ではもったいなくて遠慮がちになってしまいます。
レオナルド・ダビンチのメモ帳のセピア色のインクへの憧れから茶系のペンで書いてみました。
ボールペンは失格かな。ゼブラのSARASAはちょっときつい色。パイロットのHI-TECは良い色です。でも両方とも乾きが遅くて、書いてすぐ閉じると反対側のページに写ってしまいました。
水性サインペンでは、さくらピグマペンの茶は赤っぽい色でした。ホルベインのprocolorⅡのセピアは良い色ですね。ホルベインで決まりですが、これはそんじょそこらに無いようです。また、太さは05が良い感じでした。漢字の画数の多いものなどもあり、01で書きたくなりますが、細すぎて、書いてある文の内容も頼りない感じがしてしまいます。
新作の「やさしさに包まれたなら」をお送りします。今回はボーカルは遠慮して、ソフトウエア音源の笛でやっておりますので、安心してお聞き下さい。