CBOのスケッチブック

素敵な絵をお届けします

iPad Proはノートパソコンのかわりになるか

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 ボクはどうにか熱が去った感じなので、どうでも良いのですが、iPad Proについてまた少し書きます。

 YouTubeで色々見たなかで、新型iPad Proはノートパソコンのかわりになるのか、という疑問に答えるのが結構ありました。英語のやつは何を言っているのかよくわかりませんが、おそらく全部、iPad Proはノートパソコンのかわりにはならないという結論だと思います。そして、こんなに高いものを買うくらいなら、ノートパソコンを買ったほうが良いという感じです。

 これは、ボクには少し奇異に感じました。

 疑問に答える人は、いつもノートパソコンを使っているでしょうから、それに比べてiPad Proはどうかと考えているようです。

 でも…
 そもそも、iPad Proはノートパソコンのかわりになるのかならないのかわからないような人は、ノートパソコンをろくに使っていないのだろうと思います。普通の家庭では、エクセルもワードもパワーポイントも出番は無いでしょうし。


 ボクだったら…
 iPad Proはノートパソコンのかわりにはなりません。でも、あなたはノートパソコンも必要ではありません。むしろ、iPad Proを買って、iPad Proで出来ることを楽しんだほうが、ノートパソコンを買うよりも良いですよ。
 と、答えます。

The Rook

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 超能力者達の指揮する秘密組織のお話です。舞台はイギリス。宿敵のモンスター軍団と通じた組織内部の裏切り者に、記憶を消されてしまった主人公のミファニー。女性です。組織の幹部である彼女は、記憶を失う前の自分の書いた手紙を頼りに、なんとか任務をこなしていきます。最後には裏切り者と対決します。面白いです。

 夜中の公園、雨の中で主人公が手紙を読む場面から始まります。周りには死体が転がっています。
「あなたの身体は、私のものでした…」
 わたしは誰?ここはどこ?
「あなたには二つの道があります。私のあとを引き継ぐか、新しい人生を始めるか…」
 もちろん新しい人生を選ぶことにして銀行の貸金庫へ。以前の自分の用意した二つのカギを持って。
 しかし、そこには追っ手が待ち構えているのでした。


 巻末に、この作者のおすすめの小説10冊が紹介されていて参考になりました。僕は次の2つを読もうと思います。

 Doomsday Book by Connie Willis
 Centennial by James A. Michener

 一冊目は「ドゥームズデイ・ブック」という翻訳版が早川書房から出ているSF小説です。

 二冊目は…
 The Rookの作者ダニエル・オマリーがすすめるミッチェナーの作品は「ハワイ」なのですが、Amazonで見ていたら、同じミッチェナーの作品ならこっちが良いなと思いました。ボクの若かりし頃にNHKでやっているのを見た「遥かなる西部 わが町センテニアル」というドラマの原作です。河出書房新社から翻訳版が出ていたようです。お話はすっかり忘れていますが、なんか良かったという記憶だけがあります。

銀河鉄道と飛行機

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 ジョバンニは言いました、
 「ほら見てごらん。銀河鉄道と飛行機の絵を描いたよ。でも、iPad Pro の新型と新しいアップルペンシルでなら、もっと上手に描けるのに…」
 すると、カンパネルラは励ますように言いました
 「そうだよ。それがみんなの幸いになるなら、iPad Proでも何でも買うのがいいさ。」

 あかい目玉のさーそりー…


 埼玉県所沢市にある航空発祥記念館で「銀河鉄道の夜」を見てきました。620円。大型スクリーンの美しい画面に見とれてしまいました。ずっと昔の幼い頃に戻った気分でした。

 けっこう前に、プラネタリウムで上映されたものだと、家に帰ってから知りました。YouTubeにアップされているのを見てしまいました。そして、挙げ句の果てに、iTunesで加賀谷玲の”One night”をDLしてしまいました。150円でした。

 

やせがまん

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 出ました。iPad Pro の新型。カッコいいーッ。

 高いです。でも、ジジイの道具としては、この程度の贅沢は許されるでしょう。おそらく、貧乏人のくせに、高いゴルフクラブや高い釣竿を持っているジジイは少なくないはずです。ジジイがパチンコや酒に使う金は相当なものだと思います。ジジイの道楽ですから、コストパフォーマンスなんか関係ありません。

 しかし、ガマンしています。お絵描きには、今持っている iPad mini 4 と太いバンブースタイラスで充分であると、自分に言い聞かせております。

 iPad Pro の新型のスッキリした画面と新しいアップルペンシルの組み合わせなら、美しい作品を生み出せるでしょうが、iPad mini 4 の小さな画面と太いバンブースタイラスでだって、そこそこには描けます。

 弘法筆を択ばず、であります。

 

狭山市立博物館

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 絵日記シリーズの第三弾は、埼玉県狭山市にある市立博物館です。西武池袋線稲荷山公園駅の近くです。ここは先日、航空祭をやった航空自衛隊入間基地のあるところです。以前は米軍のジョンソン基地、その前は陸軍士官学校だったそうです。吉田博が絵を描きに来た頃には、何も無かったのかもしれません。

 吉田博展は150円。入口に雲井桜があって、その横に、イーゼルに向かう若き吉田博のワイルドな感じの写真がありました。

 広い窓のわきにブロンズ像が置いてありました。「親愛」という作品です。若い母親と手をつなぐ男の子でしょうか。二人とも裸ですから、シチュエーションはかなり限られますね。どこかの温泉に来ていて、これからお風呂に入るところでしょうか。

 入間馬車鉄道は入間川と飯能の間を、1901年から17年間営業したそうです。常設展示ではこの他にも色々あって、中でも竪穴式住居の模型は印象的です。説明によれば、このへんでは平安時代くらいまでは竪穴式住居に住んでいたことが、遺跡の発掘調査からわかっています、とあります。土に穴を掘って暮らすのは、意外に快適かもしれませんね。

 

鉢形城跡

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 絵日記シリーズの第二弾は、埼玉県大里郡寄居町にある鉢形城です。こちらから行くと、寄居町の中心部へ入る手前の、荒川の南岸にあります。戦国時代に関東を支配した北条氏の拠点だったそうです。

 鉢形城歴史館にある当時の様子を再現した模型を見ると、立派なお城だったのだと思いました。城郭跡の公園も広くて立派です。桜の時期はさぞかし賑やかでしょう。いっその事、行田の忍城みたいに、実際にはなかった天守閣でも建ててしまえばもっと立派になりますよね。


 小川町から寄居町へ入るところにホンダの工場がありました。道路からは木立越しにHONDAの立派な看板だけ見えました。大きな自動車工場はさしずめ現代の城郭かもしれません。でも、鉢形城のように四百年後に誰か発掘する人がいるのでしょうか。

 アシモ君の子孫がきちんと保存しているかもしれませんね。

縦書きで

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 モーニングページを縦書きで書いてみたら、なんか良い感じです。自己流の連綿で、ねっとりぬらぬらしたためれば、正直な心情吐露になりそう。本来は優柔不断で非論理的なくせに、横書きで書くと、理路整然と明晰に文章を組み立てようとしてしまう感じです。

 そうは言っても、Pinterestでスケッチ・ジャーナルというのでしょうか、モレスキンか何かにスケッチを描いてその絵の余白にびっしりと横文字で文章が書き込まれているのを見ると、憧れます。なんかかっこいい感じ。


 それで思い立って、埼玉県比企郡嵐山町にある埼玉県立嵐山史跡の博物館(と菅谷館跡)へ行った時のことを、CBO流の絵手紙風味のスケッチ・ジャーナルにしてみました。早い話が絵日記ですね。

 一の谷の合戦で馬をかついで降りた武将がいたことは、子どもの頃に物語として聞いたか何かで知っていました。でも、それが畠山重忠という、わりと身近に住んでいた人だとは知りませんでした。博物館の重忠ロボットは、口や腕が動きそうに見えますが、この日はお疲れのようで動かず音声だけでした。広い城郭跡はずっと下って戦国時代のものだそうです。