CBOのスケッチブック

素敵な絵をお届けします

狭山市立博物館

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 絵日記シリーズの第三弾は、埼玉県狭山市にある市立博物館です。西武池袋線稲荷山公園駅の近くです。ここは先日、航空祭をやった航空自衛隊入間基地のあるところです。以前は米軍のジョンソン基地、その前は陸軍士官学校だったそうです。吉田博が絵を描きに来た頃には、何も無かったのかもしれません。

 吉田博展は150円。入口に雲井桜があって、その横に、イーゼルに向かう若き吉田博のワイルドな感じの写真がありました。

 広い窓のわきにブロンズ像が置いてありました。「親愛」という作品です。若い母親と手をつなぐ男の子でしょうか。二人とも裸ですから、シチュエーションはかなり限られますね。どこかの温泉に来ていて、これからお風呂に入るところでしょうか。

 入間馬車鉄道は入間川と飯能の間を、1901年から17年間営業したそうです。常設展示ではこの他にも色々あって、中でも竪穴式住居の模型は印象的です。説明によれば、このへんでは平安時代くらいまでは竪穴式住居に住んでいたことが、遺跡の発掘調査からわかっています、とあります。土に穴を掘って暮らすのは、意外に快適かもしれませんね。