Incognito
iPad mini 4 の iBooks で “Incognito” という本を買いました。邦訳版は「あなたの知らない脳〜意識は傍観者である」早川書房です。受動意識仮説を以前知って、面白いと思いました。これと似た話なら面白いだろうから読みたいと思い、邦訳版があるかと市立図書館で検索したら貸出し中でした。そちらは一旦予約しておいて、iBooksで洋書のサンプル版をDLして読んでみたら、なんとか読めそうなので買ってしまいました。
洋書を読む時の、Kindle Paperwhiteに対するiBooksの強みは、辞書機能です。Kindleでも、頑張って単語をタッチして待っていれば辞書が出ますが、くそです。iBooks、というかiPadではタッチするのも楽だし、それほど待たなくても辞書が出ます。辞書もKindleより勝っていると思います。語彙力のある人はKindleでも良いでしょう。
また、ボクの見る限り洋書では、iBooksよりもKindleの方がだいたい安いです。しかし、なかにはiBooksのほうが安い本もあって、この”Incognito”はそうでした。どちらかというと、小説ではなく自己啓発本とか科学読み物的な本はiBooksのほうが安い感じです。
それから、画面の見やすさではiPadの方が上です。iPad miniでもKindleよりは大きいし、美しい文字で読めます。Kindle Paperwhiteはイーインクなので目が疲れないとも言いますが、普通の紙の本だって目は疲れるので一緒です。
しかし、iPadの画面は外のひなたではお手上げです。欧米では外で本を読む趣味のある人がいるそうなので、Kindleが有利でしょうね。ボクはそうした趣味はありませんが、広々とした場所でのんびり本を読むのも良いかもしれませんね。花粉症でなければ。