ハトリと西尾さん

　水曜日は似顔絵をお送りします。古いものですが、順番ということで…。

　ところで今、若山牧水という歌人の「新編みなかみ紀行」という本を読んでいます。TOKYOFMの「パナソニック　メロディアス・ライブラリー」という番組で聞いて知って、読んでみてとても良い感じです。このなかの、紅鱒の養殖をする沼の番人と出会うところでこの番人を「六十近い老爺…」と書いてあって、驚きました。ボクは58歳ですが、老爺だとは思っていません。でも、人にはそう見えるかもしれないと気付かされました。また、そう見えないとしたら、牧水の書いた大正11年頃の人々に比べて、社会の発展によって楽をさせてもらったので老けずにすんでいるのかもしれませんね。いずれにしても、自分ではまだ老爺とは思えない今日このごろです。…そろそろかな。