インク&ウォッシュ
久しぶりにインク&ウォッシュでお絵描きしました。ボクは、万年筆で描いた上を水筆でなぞるのをインク&ウォッシュと呼んでいます。クラフト紙に描くのは、中間のバリューを塗らずに済むのと、かっこいいかなと思うからです。うしろの杉(?)の木の感じが出ていればおなぐさみです。
万年筆はパイロットのプレラ。コンバーターを付けて、ウォーターマンのブラウンのインクを入れています。書き味は悪いです。スチールのペン先で紙がクラフト紙だから、スラスラというわけにはいきません。とりあえず描けるのでOKです。
水筆は呉竹のやつ。水を入れにくいです。注射針よりは少し太めの針のついたシリンジがあれば良いかもしれませんが、売っているのを見たことがありません。急いで水を入れる必要はないので、OKです。
白は三菱ユニボールシグノのACホワイトというものです。いくつか試したなかではベストですが、描きやすくはありません。
バインダーはフランクリン手帳のコンパクトサイズ。普通のシステム手帳より少し大きめです。入門キットのやつなので革ではなく、長く使っているために背表紙のあたりがボロボロむけてきています。
場所は埼玉県所沢市の航空公園の中にある記念碑です。わが国で初めての飛行機の墜落事故で亡くなった陸軍中尉二名の記念碑、というか慰霊塔です。当時としては随分モダンな塔を建てたもんだなと思います。