CBOのスケッチブック

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フード3号の弱点

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 みなさん、iPadでお絵描きを楽しんでいますか。もしかして、iPadで写生は無理だと諦めていませんか。このブログの金曜日は、ボクが iPad にフードを被せて写生に挑戦した時のことを書いています。

 

 さて、先週紹介したフード3号は、アクリル丸棒4本の骨組みに黒いゴミ袋で作ったフードを被せるものでした。フード1号の重くてギシギシする弱点を克服した2号。その2号の、組み立てに時間がかかるという弱点を解決した3号。

 …でも、3号を使って iPad2 でスケッチをしながら、次のように感じはじめました。

 

 「こんなぶざまな格好でスケッチするのは嫌だ」

 

 たくさんの荷物を苦労して持って行って、難しくて面倒な、「普通の」絵具を使った写生を嫌い、簡単で楽しいiPadお絵描きを戸外でやりたいと思って始めたのでした。納得のいくフードが出来たのだから、もっと楽しいはずなのに…。

 でっかいゴミ袋に顔を突っ込んでいる、何やら怪しいオヤジ。そんなふうに見られるのは嫌だなと思いました。一旦こんなふうに考え出すと、どんどん嫌になっていきました。フードを工夫して作ることに夢中だった頃は考えもしませんでした。こんな馬鹿げたことを目指していたとは…。

 

 そんなわけで、iPadで写生するのは無理ではありません。でも、こうしたフードを使わないかぎり無理だと思います。

 

 下の絵は埼玉県川越市にある川越水上公園の池です。