CBOのスケッチブック

素敵な絵をお届けします

Adobe Ideas

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 Adobe Ideas も独特なアプリです。ブラシがシンプルで色の指定が独特なことなどからみて、気楽に絵を描きたい人向けではないかもしれません。なんとなく興味はあるのですが、あまり使ってはいません。消しゴムでダブルタップするとクリアされてしまう仕様も好きになれません。

 上の絵は、画面のムードを確認するために、前もって描いてみたバリューパターンです。Adobe Ideas の縦に五つ並んだカラーパレットは、こうした用途に向いていると思います。黒でやると、真っ黒と真っ白の二つを合わせて7段階の明るさから選べることになります。場所は狭山市の智光山公園の菖蒲園です。

 下の絵は、iPad2を実際に稲荷山公園へ持って行って、三脚に取り付けて、フード2号をかぶせて描いたバリュースケッチです。フードについてはあとで詳しい記事を書く予定です。バリュースケッチは、ロン・ランソンという人の本("Big Brush WATERCOLOUR" Ron Ranson 1989)で知りました。ロンさんは、「初心者は平板で生気の無い絵を描く。目の前の風景の色を識別するのと同じように、バリューを識別できるようになれば、キミはリアルペインターへの大きな一歩を踏み出したことになる」と書いています。