CBOのスケッチブック

素敵な絵をお届けします

ハロワにて

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 先日、せがれと二人で所沢のハロワへ行きました。ボクは失業の認定。

 せがれは学卒受付という窓口で就職相談。手強そうなおばさんと1時間以上話していました。ヒマなのでしょうか。求人倍率がどうの、完全雇用がこうのと言われますが就活は大変そうです。企業の求める人材にみせかける技術を身につけなければなりません。

 これまで、企業は選び放題だったのでしょう。全国から集まるエントリーシートの中から厳選して、さらに過酷な面接でふるい落とし、ほぼ理想どおりの人を採用したのでしょうか。

 それならば、日本の、特に大企業の業績はもっと伸びていてもよさそうなもんだと思います。優秀な人ばかりなんだから。

 それとも、サイコロを振って選んでいるのでしょうか。

 

マスコミの天下り

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 昨日、YouTubeで武田教授と須田慎一郎の虎ノ門ニュースを聞いて、なるほどと思いました。大学には新聞社枠というものがあるそうです。大手新聞社の偉い人が大学教授に天下りをするとか。これには文科省が絡むのでしょう。

 こうした関係から、新聞やテレビでは文科省の役人の不利になる部分はタブーなんでしょうね。

 高橋洋一さんによれば、加計文書問題は単に文科省の役人が上司にウソの言い訳をしただけだそうです。公開されている議事録の内容や日付から明らかだとか。すっかり勝負がついたあとに、交渉に敗れた無能な文科省の役人が書いたもののようです。

 新聞やテレビがこのことに一切言及しない謎が解けたような気がしました。そんなことをしたら、自分の天下り先がなくなるのだからテレビ局や新聞社の上層部は絶対に許可しないでしょう。また、テレビ局や新聞社の下っ端は、そうした上層部の意向を忖度するのでしょうね。総理のご意向ではなく、社長のご意向を。


 ボクは共謀罪には賛成です。

 地下鉄サリン事件のようなテロが未然に防げるのならば、年間数千人の無実の人がしょっぴかれても良いと思います。年間数千人の無実の人が交通事故で死んでいるのですから。テロを未然に防ぐことは、自動車の便利さと同じくらい大切だと思います。

 

スタイラスホルダー

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 使いたい時に手元になくて、イラつくことがよくあります。iPadスタイラスペン。

 お絵描きの時は言うに及ばず、込み入った部分をタッチするのにスタイラスペンは便利です。だいたい自分の指で間に合いますが、小さいボタンが並んだアプリもたまにあります。

 そこで、こんな感じにしてみました。下の写真。

 家内に頼んで黒いゴムバンドを縫い付けてもらいました。いい感じです。

 

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メッセージ

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 ユナイテッドシネマわかばで「メッセージ」を見て来ました。面白かった。

 突然、世界各地に現れた巨大なUFO。そのまわりを取り囲む軍隊。主人公の女性は、兵士と一緒に中へ入っていって、異星人とコミュニケーションする為に駆り出された言語学者です。

 ところで最近BLOGOSで読んだ、杉本穂高という人の漫画の実写版の邦画を評した文を思い出しました。映画全体の、リアリティのレベルを合わせないとダメだという文でした。ここまでよくわかっている人が、よく邦画を見る気になるなと思いました。仕事なんでしょうね。

 つまり「メッセージ」も、見事にリアリティのレベルが合っていたのだと思います。荒唐無稽というか、実際にはありえないお話ですが、自然に引き込まれてしまいました。邦画のこうしたジャンルのものでは、まれにしか味わえない感覚です。まあ、異星人の姿かたちは別にして。

 ネタバレを書きます。

 主人公の回想シーンかと思った部分は、実は未来の出来事なのでした。時間を超越している異星人の言語を理解した主人公は、自分自身もそうした能力を授かったのでした。

 結婚して娘が生まれて、幸せもつかの間、夫と別れ、最愛の娘は10代のはじめに病気で亡くなってしまいます。しかし…。それでも、主人公は未来を受け入れる覚悟をするのでした。

 芥川龍之介の短編小説を思い出します。中国の昔話の「邯鄲の夢」の最後の部分を描いていました。一生をすべて見せてあげたのに、青年が元気に出て行ったので、仙人はその若さに嫉妬するという感じだったと思います。

 この前のボクのバイト先の職場では、いくつか異なる作業があって、毎朝、その日の分担を書いた紙が貼り出されました。バイトのおっさん達の名前の書かれた表で、午前はこれこれ、午後は何々と作業名が書いてあります。Yさんはこれを見ると、
「ああ、今日も終わったようなもんだな」
とよく言いました。
 ボクはいつも心の中で「あんたの人生も終わったようなもんだろう」と答えていました。

 最後には年を取って死ぬのだから、途中で若干紆余曲折はあったにしても、先は見えています。それを知りながらも、普通に生きていけるのだから、この主人公が特別偉いわけでもないかもしれませんね。

 

Dragon Sword and Wind Child

youtu.be

 ワンランク上のおっさんを目指して、英語のリーディング能力を身につけたいと思っています。今、Kindleで読んでいるのは、「空色勾玉」の英訳版です。タイトルは”Dragon Sword and Wind Child”(竜の剣と風の子)となっています。第二章の、Sayaが王宮の池でひと泳ぎする場面まできました。Dragon Swordはちょっと出てきましたが、Wind Childはまだです。

 荻原規子さんの勾玉(まがたま)三部作の一作目です。ボクは知りませんでしたが、女子中高生に絶大な人気のシリーズだそうです。英訳版もヤングアダルト向けであろうと思います。プリンスTsukisiroがSayaの手をとって、とても良い雰囲気になったのに突然プリンセスTeruhiが出て来てしまいました。この二人は、sister, brotherと呼び合っていますが、どっちが上なんでしょうか。何となく姉と弟のような感じはしたのですが。

 そういうわけで、図書館から「意識は傍観者である」と一緒に「空色勾玉」も借りてきました。やっぱり姉弟ですね。ちらと見ただけですが、とても面白そうです。でも、なるべく白紙の状態で英訳版を読みたいので、我慢しております。

 この”Dragon Sword 〜”と”Mirror Sword and Shadow Prince”(白鳥異伝)は昨年後半から興味があって、お気に入りに入れて見張っていました。するとある日、両方とも¥584になったので、急いでDLしてしまいました。

 

 これまで合計30個公開したなかで、再生回数の一番多い「スキップ・トゥ・マイ・ルー」をお送りします。

 

絵のページ2

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 ワンランク上のおっさんを目指して、英語のリーディング能力を身につけたいと思っています。今はMacBook AiriBooksで”Incognito”を読んでいます。邦訳版は「意識は傍観者である」です。

 第6章までたどり着いたところで、若干つっかえております。犯罪者の脳に問題がある時の、いわゆる責任能力についてのところです。他の部分のように明快に、(脳が正常でも)自己意識に責任能力は無いと言ってもよさそうなものなのに、くどくどと何やら書いているような感じです。

 自分の誤読が心配で、また図書館で邦訳版を借りてきてしまいました。まだ読んでいません。

 この本の最後にある広告の部分を見て、ある考えがひらめきました。つまり、早川書房の翻訳本をあれこれ眺めて、面白そうなものの原書を読む、というのはどうだろうと思いました。

 とりあえず、オリヴァー・サックスという人の”An Anthropologist on Mars”(「火星の人類学者」)という本のサンプル版をiBooksでDLしました。

 また、どうせ家の中なので、iPad mini 4 よりもMacBook Airのほうがずっと読みやすいことがわかりました。全画面表示にすると結構広いし、辞書機能も優れています。

 

5階調

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 呉竹のカラー筆ペンのこの4本で、紙の白を入れて5階調のモノクロスケッチが可能になりました。楽しくお絵描きが出来そうです。

 以前作ったペンホルダー付ブックバンドに挿してみました。なかなか良い雰囲気です。家内の持っていた、パジャマや体操着に使うゴムをもらいました。黒いボックスファイルを犠牲にして、ゴムバンドを通す板を作りました。あと二つくらい挿す所があると便利かなとも思いますが、それでは大き過ぎますね。


 この筆ペンでは、ある程度以上の面積を塗るとムラが出てしまいます。小さい絵が向いているようです。ぺんてるのカラー筆ペンはもう少し大きくてムラが出にくい感じですが、階調表示のできそうな色の組み合わせはありません。

 コピックマーカーは同じヒューでバリューの異なる色を出しています。そのうえグレースケールには、ウォーム系とかクール系とかも揃っています。しかし、裏写りするのでダメです。