CBOのスケッチブック

素敵な絵をお届けします

ドラゴンナイト

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 さて今回お届けするのはセカイノオワリの「ドラゴンナイト」です。人はそれぞれ正義があって、争いあうのはしかたないのかもしれませんね。

 例によって、ボクのクローハンマースタイルのオープンバックバンジョーをフューチャーしております。今回は間奏のフィンガーピッキングバンジョーで苦労しました。たった2小節ですが、コピーするのも、弾けるように練習するのも大変でした。2分55秒くらいから流れます。

 

 

Aの思い出

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 トランプ大統領の関係の報道を見るたびに、思い出すのはA課長のことです。

 ボクの働いていた職場は、会社の製品に組み込む部品の製造工場でした。製品の心臓部に相当する部品なので自社で作ろうというわけで、ボクの入社した頃に試作が始まりました。その後、なんとなく試作を続け、なんとなく夜勤も始まりました。土日は休みで、月〜金は24時間稼働でした。

 そしてある時、会社から土日も含めた連続操業の提案がありました。ちょうどこの時期に、ボクは労働組合の役員をしていました。提案された交代勤務の条件の厳しさから、職場は猛反対。しばらくこう着状態でした。ボクは板挟みで苦しみました。

 仕切り直しでは、まず管理職の異動がありました。職場の評判の悪かったT課長は去り、新たに送り込まれたのがA課長でした。

 A課長はすぐに、「◯月から連続操業を開始する」と宣言したものでした。職場は大騒ぎ。ボクは高みの見物。あとで、組合の委員長の言うには、A課長の作戦は見事だったようです。つまり、大騒ぎのなかで、特に手強い数名が浮かび上がり、そこを集中的に攻めて文句を言わせないようにしたとか。同時に、交代勤務の条件をマイルドにしたそうです。ボクの高みの見物も実は(A課長とぐるの)委員長の指示によるものでした。声を掛けるまで組合は職場に来てはいかんということだったようです。

 その年の夏頃、組合に声が掛かり、ボクが職場の組合員を集めて職場討議を開きました。「(会社提案で)いいですね?」というボクの問いかけに、皆さんは黙ってうなずくばかりでした。A課長の宣言より少し遅れたものの、連続操業は開始されました。

 ボクの知った情報と邪推を総合すると、この連続操業騒動の発端はM専務の意地だったようです。代表権まで手中に収めたM専務が目をつけたのが、なんとなく試作しているわりには金を使うボクの職場だったのです。しかし、創業家のご意向で、お取り潰しは相成らぬとなり、意固地になって、高価な製造装置を揃えているからには、連続操業のひとつでもやってみろという感じになったのでしょうか。事業の計画上の必然性とかは全く無かったようです。最初の会社提案の時に、職場の組合員や上司の双方から罵詈雑言を浴びたボクは何だったのでしょうか。

 A課長はすぐに去りました。こんな職場に長居は無用という感じでしょうか。そして、肝心の連続操業も、ちょうど一年で終わり、元の土日休みの夜勤に戻りました。

 最初にがーんと衝撃を与え、飛び出してくるやつを個別に叩き、少しマイルドにして飲ませるというA課長の作戦と、トランプ大統領のやっていることが似ているような気がして、20年程前のことを思い出しています。

 

 何年か前に描いた高梨さんの絵は、文とまったく関係ありません。資生堂が組んだとかで、この頃とは見違えるようになった高梨さんですね。

暴徒鎮圧つながり

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 これは昨年の7月に、アメリカはバトンルージュというところで起きたことだそうです。警察の暴徒鎮圧用の装備のものものしさと、女性の立ち姿の対比が際立ちます。

 この写真を見ながら描いた絵を、iPadのArtStudioに取り込んで色を付けました。また、遠景は別のレイヤーにしてから、ブラーをかけてぼかしています。


 下の絵は以前描いた機動隊アシモ小隊です。ここでAIの発達が著しいそうなので、意外に早くこんな場面が見られるかもしれません。このようなロボットの一番の課題はAIよりも、動力源の難しさかも知れませんね。メカ的には可能になったとしても、すぐに電池切れで動かなくなっては使い物になりません。

 AIが完成すれば、その動力源もAIが発明してくれるでしょう。

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馬場馬術

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 先日、ユナイテッドシネマわかばで見たのは「ザ・コンサルタント」でした。予想以上に面白い映画でした。例によって、客席にはボクと同じようなじじいが目立ちました。¥1,000ですからね。

 本編の始まる前の予告編の中に「ラ・ラ・ランド」という、ミュージカル映画がありました。面白そうです。題名も気に入りました。というのも、昔、オリンピックの時期の話題で「馬場馬術」という言葉があったのを思い出したからです。ボクの好きな言葉です。響きが面白いだけです。これと似た言葉に「父乳首」というのもあります。

 

 この絵は2015年のウィーンフィル・ニューイヤーコンサートの一場面です。下はトーナル・バリューで描いたものです。

 

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コーヒーの思い出

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 今朝の日テレのジップの中の「アレナニ?」のコーナーでは、若者がコーヒーを飲まなくなったというのをやっていました。苦いのが嫌だとか。そういえば、ボクのせがれ達もコーヒーは飲みません。

 今、Eテレ団塊スタイルでは「喫茶店の魅力」というのをやっています。昔はコーヒーにあこがれがあったのではないかな。ボクの家ではネスカフェをよく飲んでいました。

 ボクの父は、今の航空自衛隊入間基地がジョンソン基地だったころ、そこのボイラーマンでした。いわゆる駐留軍要員ですね。稲荷山公園駅のわきの踏切の向こうにはMPが立っている関所がありました。ボイラー工場は、おそらく、今の東京家政大学のあたりにあったのだと思います。

 小学生の頃、バイクのうしろに乗って、父の勤め先へ行った覚えがあります。窓際にラジエーターというのでしょうか、中にボイラーの熱湯だか蒸気だかが通る洋風の暖房器具があって、その上に置いたやかんから湯呑み茶碗に注いでもらって飲んだコーヒーは、甘くて美味しい味でした。基地の食堂からタダでもらってくるということでした。

 その後、あの味と同じ味のものを飲んだことはありません。

 

あこがれの鼻呼吸

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 寝る時に、口にばんそうこうを貼ることにしたのは昨年の8月頃からですから、もう5ヶ月近くになります。はじめは、朝の口の乾いたカラカラ状態がだいぶ良くて、鼻呼吸が習慣になるまで続けようと思いました。でも、未だに朝の口の乾いた感じは無くなりません。

 どうやら、夜も頑張って口呼吸をしているようです。口をばんそうこうで貼っても効かないみたいです。縦に一本だけでなく、もっとたくさん貼って厳重に塞げば良いのでしょうが、それもちょっとどうかなと思います。

 身体のしくみとして、呼吸は鼻でするものだというのを聞いたので、起きている時は意識して鼻呼吸しています。また以前に、ガーガー口呼吸をしながら寝ている時に、口がうんこ臭いとせがれに言われたので、是非、鼻呼吸をしたいと思っています。

 

 この絵は、埼玉県所沢市の航空公園にある記念塔です。モレスキンのスケッチブックのポケットサイズのやつに、黒のピグマペンで描きました。

美しき青きドナウ

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 昨夜はいつも通り「芸能人格付けチェック」を見ました。ジャズのバンド演奏はよくわかりました。プロと素人とを聞き分ける問題。素人とは言ってもかなり上手な部類なのでしょうが、プロと比べるのはかわいそうな感じでした。マイクの位置とか調整が違うのかなとさえ思いました。

 でも、バイオリンとチェロの合奏で楽器を聞き分ける問題はわかりませんでした。演奏者は同じですからね。どっちが高級な楽器かを聞き分けるのは相当難しいと思います。比較対象の3台合計で金額が数十万円という楽器も結構高級品だなと思いました。ボクのギターは¥17,800ですから。


 この絵は2012年のNHKウィーンフィル・ニューイヤーコンサート」で見た、「美しき青きドナウ」の時のバレエです。昨日は、この曲の時にバレエの総集編みたいなのをやっていました。